前回は、52歳で診断を受けた結果、歯槽膿漏(重度の歯周病)であることが判明…
目の前が真っ暗になった私が、藁にも縋る思いで口腔ケアをして改善した内容でした。
今回は、当時の食事からのアプローチを記します。
歯槽膿漏を防ぐための食生活は結局のところ、健康を維持するための食事と同じような内容です。
歯槽膿漏を防ぐ食生活を実践することで健康も維持できるのです。
まさに一石二鳥の食生活なのです。
当時の私は、歯槽膿漏だけでなく、仕事を辞めざる得ないほど、身体もボロボロだったので、口腔ケアも食生活習慣も、真剣にまじめに取り組みました。
今すぐできる歯槽膿漏を改善するための食生活習慣(10選)
当時、私が食事をするときに特に意識していた10選をご紹介します。
No. | 習慣 |
---|---|
1 | 良質なタンパク質を摂る |
2 | ビタミンCを積極的に摂る |
3 | マグネシウムを摂る |
4 | 発酵食品を摂る |
5 | 砂糖の摂取を控える |
6 | 水をしっかり飲む |
7 | アルコール・カフェインを控える |
8 | 食物繊維を多く摂る |
9 | 硬いものをよく噛む |
10 | 規則正しい食事時間で口内環境を整える |
それぞれの習慣を詳しく解説
1良質なタンパク質を摂る
タンパク質は、歯ぐきの組織再生や免疫機能の維持に欠かせない栄養素です。
おすすめ食材: 肉、魚、大豆製品、卵、納豆
✅1日3食に均等に取り入れることがポイントです。
歯茎の修復がスムーズに進みます。
シニアは若いころより運動量が少なくなるので、タンパク質は若いころより少なめでいいかな!?なんて思っていたのですが、そうではなかったのです。
シニアは若いころと比べて、より多くのタンパク質を摂取する必要があります。これは、加齢に伴い筋肉量が低下するからです。
私は朝は納豆・卵・雑魚などを取り入れることが多いです。
昼は、簡単に済ませることが多いけど卵は必須。
夜は、肉か魚を食べるようにしています。
2ビタミンCを積極的に摂る
ビタミンCは、歯ぐきのコラーゲン生成を助け、炎症を抑える効果があります。
おすすめ食材: ブロッコリー、赤ピーマン、キウイ、オレンジ、イチゴ
✅ 加熱で失われやすいので、生で食べる工夫も大切。
私は、ブロッコリーは周期的に茹でて冷蔵庫に常備しています。
柑橘類は大好きなので産直売り場で和歌山産のものを買ってます。
イチゴは大好きだけど高いのでなかなか買えません。
3マグネシウムを摂る
マグネシウムは骨の健康だけでなく、歯周組織の強化にも役立ちます。
おすすめ食材: アーモンド、ほうれん草、バナナ、玄米
✅ カルシウムと一緒に摂ることで吸収率アップ!
マグネシウムは不足しやすい栄養素ですが、経皮吸収できる栄養素なのです。
私は、マグネシウム入りの入浴剤を使っています。
疲労回復、筋肉のリラックス、ストレス緩和、肌のデトックス効果が期待できます。
実際に使用してみると、とても温まるし肌もにも良い感じです。
新陳代謝が活発になるように感じています。
↓以前良く使用していたエプソムソルト
↓ここ最近、気に入っているホワイトにがり
私は、エプソムソルトよりホワイトにがりのほうが好きなのですが、大きな難点があります。
お気に入りのホワイトにがりの難点。
20kg!
重くて運ぶのが大変!
置き場にちょっと困ります。
何処で頼んでも送料がかかります。
4発酵食品を摂る
腸内環境を整えることで、免疫力を高め、口内の健康にも良い影響を与えます。
おすすめ食材: ヨーグルト、納豆、キムチ、味噌、漬物
✅ 無添加・低糖のものを選ぶとさらに効果的。
私は、豆乳ヨーグルトもよく食べます。
春から夏は、ぬか漬けを用意します。
そしてキムチは手作りです。
自家製キムチは本当に美味しいのでお勧めです。
5砂糖の摂取を控える
砂糖は歯周病菌のエサになり、炎症や菌の繁殖を促進します。
控えたいもの: 甘いお菓子、清涼飲料水、加工食品
✅甘いものが欲しいときは果物を食べたりするのがお勧めです。
甘いものが大好きなのでついつい食べてしまいます。
せめて人工甘味料や白砂糖は控えたいと思っています。
そんなこともあり糖分を控えめにしたホームメイドのお菓子を楽しんでいます。
糖分は、蜂蜜・メープルシロップ・オリゴ糖・甜菜糖を使うことが多いです。
6水をしっかり飲む
十分な水分補給は、唾液の分泌を促し、口内を清潔に保ちます。
おすすめ習慣: こまめに少量ずつ飲む(1日1.5〜2L目安)
✅甘い飲み物の代わりに常温の水やお茶を。
起床後は、すぐに白湯を飲んでいます。
甘いものは大好きなのですが、甘い飲み物には執着がありません。
7アルコール・カフェインを控える
過剰なアルコールやカフェインは、口内の乾燥を招き、細菌繁殖の原因に。
控えたい習慣: 飲酒は適量、コーヒーは1日2杯程度まで
✅ 飲んだ後は必ず水を飲んで口内の乾燥を防ぐ。
体調を壊す前は職場でコーヒーをたくさん飲んでいました。
今は週に2~3回。
1日1杯。
朝食後に飲むことが多いです。
どうやらコーヒーは私の体質に向いていないように感じ始めたのです。
アルコールは、全くと言っていいほど飲みません。
8食物繊維を多く摂る
食物繊維は咀嚼回数を増やし、唾液の分泌を促進。さらに腸内環境の改善にも効果的です。
おすすめ食材: ごぼう、オートミール、海藻類、きのこ類
✅サラダだけでなく、温野菜や煮物にも取り入れる。
私は、お菓子を作るとき、オートミールをワードプロセッサーで粉砕して小麦粉の代わりに使うことがよくあります。
とても美味しいのでお勧めです。
9硬いものをよく噛む
噛むことで唾液分泌が増え、歯ぐきへの刺激が血行促進に繋がります。
おすすめ食材: ナッツ類、りんご、セロリ、するめ
✅ 1口30回を目安に、意識して噛むことが大切。
当時、私はスルメをよく食べるようにしていました。
よく噛むので口腔ケアはもちろんなのですが、高タンパク質でビタミンミネラルの豊富に含まれているからです。
(ビタミンB群・タウリン・カルシウム・マグネシウム・鉄分など)
ただ塩分を控えている方にはお勧めできません。
10. 規則正しい食事時間で口内環境を整える
不規則な食事は口内のpHバランスを崩し、細菌繁殖のリスクを高めます。
おすすめ習慣: 1日3食を決まった時間に摂る、間食は控えめに
✅食後は軽くうがいや水で口内を清潔に保つ。
私は朝食は7時半ごろ、しっかり!
昼食は手抜きで簡単に!(仕事の日は超簡単なお弁当を用意!)
夕食は早めにしっかり。たいてい18時半には食べ終わっています。
甘いものは間食ではなく、食後のデザートにしています!
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