はじめに

両親が贈ってくれた木目込みの雛人形。
3月3日のひな祭り。
毎年、娘の成長を願ってお祝いしてきました。
そして61歳になった今も、私はこの日を大切にしています。
両親と一緒に過ごしたひな祭りの大切な思い出もあります。
そして、50代60代になったら友達と、ひな祭りを優雅に祝う…
そんな未来を想像していました。
でも、実際は思っていたのとは違う日々。
今日は、私のひな祭りの思い出と今の過ごし方についてお話しします。
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ひな祭りとは?女の子の健やかな成長を願う伝統行事

和菓子大好き。毎年食べ過ぎてしまうひな祭り!
3月3日は 「桃の節句」 とも呼ばれる ひな祭り。
女の子の健やかな成長と幸せを願う、日本の伝統行事です。
雛人形を飾ったり、ちらし寿司や桜餅を食べたりする習慣がありますが、もともとは 「子どもの厄を祓い、健康を願う儀式」 として始まりました。
ひな祭りの由来とは?
ひな祭りの起源は 平安時代 にさかのぼります。
当時、貴族の子どもたちの間では「ひいな遊び」と呼ばれるお人形遊びが流行していました。
一方で、中国から伝わった 「上巳(じょうし)の節句」 では、紙で作った人形を川に流し、厄を祓う風習がありました。
この2つが結びつき、次第に「雛人形を飾って厄を引き受けてもらう」という形に変化したのです。
江戸時代になると、庶民の間にもひな祭りが広まり、現在のように家の中で雛人形を飾る習慣が定着しました。
ひな祭りに食べる料理の意味とは?

今年のひな祭りのメニュー!海鮮ちらし寿司・t茶わん蒸し・甘酒・いちご
ひな祭りでは、ちらし寿司や桜餅を食べるのが定番ですが、これらの食べ物には、それぞれ縁起の良い意味が込められています。
ちらし寿司
五目ちらし寿司は、色とりどりの具材が入っているのが特徴です。
🔹 海老(長寿の象徴)
🔹 れんこん(将来の見通しが良くなる)
🔹 豆(健康でまめに働けるように)
このように、一つ一つの具材に「健康」「長寿」「幸運」などの願いが込められているんです。
はまぐりのお吸い物
はまぐりは 「一対の貝殻でなければぴったりと合わない」 ことから、良縁を願う縁起の良い食べ物 とされています。
また、夫婦円満や幸せな結婚生活を象徴するものとしても知られ、女の子が素敵な人生を歩めるよう願いを込めていただきます。

最近、ハマグリって高価過ぎですよね。
ハマグリのお吸い物の代わりに茶碗蒸し作ったりしています。
桜餅
桜の葉の香りが春を感じさせる桜餅。
桜の葉で包むのは厄除けの意味があります。
-
関東の桜餅(長命寺桜餅)
→ クレープ状の生地(小麦粉ベース)であんこを包む。
→ 形は細長く、ピンク色の生地が特徴。 -
関西の桜餅(道明寺桜餅)
→ もち米を蒸してつぶした生地(道明寺粉)であんこを包む。
→ 形は丸く、もちもち食感
ほんのり塩気のある桜の葉と甘い餡子の組み合わせが絶妙な、ひな祭りに欠かせない和菓子です。

桜餅大好きです!
塩気のある葉!考えた人すごいと思います。
白酒・甘酒
ひな祭りには 「白酒(しろざけ)」 や 「甘酒」 を飲む風習があります。
- 白酒 は、みりんや焼酎に蒸したもち米を加えて熟成させたお酒で、大人向けの祝い酒
- 甘酒 は、麹から作られたノンアルコールの飲み物で、子どもも飲める健康的な発酵食品
江戸時代から 「女性の健康と美容に良い」 とされ、ひな祭りの定番の飲み物になりました。私もひな祭りには、温かい甘酒を飲んで、ほんのりとした甘さを楽しんでいます。
ひなあられ
カラフルで可愛らしい ひなあられ には、実は深い意味があります。
- ピンク → 生命・健康
- 白 → 清浄・純潔
- 緑 → 春の訪れ・厄除け
- 黄 → 豊かな人生
この4色は 「四季」 を表し、「一年を通して幸せに過ごせますように」という願いが込められています。
関東では米粉を揚げたサクサクとした食感のひなあられ、関西では甘いお餅を小さく砕いて炒ったものが一般的。

私は、関西風が好みです。
でも関東風は、見た目が可愛い!!
ひな祭りの思い出|娘の成長と雛人形に込めた想い

りょしんと祝うことができたひな祭り(娘1歳)
私は32歳で娘を出産しました。
初めてのひな祭りが近づいた頃、両親が娘のためにと雛人形を贈ってくれました。
一緒にデパートへ行って私に選ばせてくれたのです。
私が選んだのは、お内裏様とお雛様の木目込み人形です。
実際に飾ってみると部屋がぱっと明るくなり、ひな祭りの特別感が増しました。
私は娘が7ヶ月を迎えるころ、東京から福岡へ元夫の転勤に伴い引越をしました。
当時、両親が住んでいた場所から車で1時間ほどの場所で暮らすことになったのです。
それから数年間、毎年3月3日は両親を招いてひな祭りを祝いました。
朝から、嬉しくてたまりませんでした。
張り切ってお吸い物やちらし寿司の準備をしたことを思い出します。
娘の成長を身近で両親に見てもらえたことは、今でも心に残る大切な宝物です。

娘は29歳になりました。
世間一般の評価はわかりませんが、私の子供にしたら、上出来な娘だと思っています。
61歳のひな祭りの現実|想像と違ったけれど…

お雛様と娘(3歳)
50代、60代になったら、子育ても終わっているはず。
友達を招いて、雛人形を飾りながらお茶や甘酒を楽しむ…
そんな優雅なひな祭りを夢見ていました。
でも実際は、全然違っていました。
離婚をして49歳から働き始めたり、
大阪で暮らしているなんて想像もしていませんでした。
そして、仕事や、やることに追われて「友達と優雅にお祝い」なんて余裕はなかなかないのが現実でした。
しかも友達も忙しい!
70歳までに叶えたい夢のひとつです。
それでも大切にしたい!私なりのひな祭りの楽しみ方

桜餅とよもぎ餅・糖質摂り過ぎです。
私は、ひな祭りという行事を大切にしています。
だんだん手は抜いていますが毎年、楽しみにしているのです。
- 雛人形を飾る → 娘が大人になった今も、飾ると気持ちが華やぐ!
- ちらし寿司を作る → 面倒と思いながら作っています。
- 桜餅を食べる → 桜餅大好き!

今年のひな祭りのメニューは、海鮮ちらし寿司と茶碗蒸し、
そして甘酒とイチゴです。
桜餅とよもぎ餅を食べました!
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