現実はちょっと違いました
50代60代になったら、
慌ただしい人生も落ち着いて、
ひな祭りは友達を招いて、
優雅に祝う…。
そんな未来を、私は楽しみにしていました。
でも、現実はちょっと違いました。
3月3日は大好きなひな祭り
3月3日は大好きなひな祭り。
雛人形を飾ると、
いろいろなひな祭りの思い出がよみがえります。
ひな祭りの思い出

両親と一緒に祝ったひな祭り
私は32歳で娘を出産しました。
娘が1歳を迎えるひな祭りの前に、
両親が雛人形を贈ってくれました。
一緒にデパートへ行き、
好きなものを選ばせてくれたのです。
選んだのは、小さな木目込みのお雛様。
部屋に飾ると、
ぱっと春が来たようで、
とても嬉しかったのを覚えています。

娘が小さい頃のひな祭り
ちょうどその頃、元夫の転勤で
実家から車で1時間ほどの場所へ引っ越したばかりでした。
それから娘が小学生になるまで、
ひな祭りには両親を招いてお祝いしました。
ちらし寿司を作って、
お吸い物を用意して。
朝からなんだか嬉しくて、
少し特別な一日でした。
娘の成長を両親と一緒に見守れた時間は、
今思うと本当に宝物です。
時は流れ

大好きな桜餅
時は流れて、
私はあの頃の両親と同じ年代になりました。
小さかった娘も、今はアラサー。
人からの評価はさておき、
元夫と私の間に生まれてきたわりには
なかなか上出来な娘です。
本当に、時は流れました。
楽しみにしていた60代

木目込み雛人形
若い頃の私は考えていました。
子育てが終わった50代、60代になったら、
友達を招いて、雛人形を飾って、
軽食を用意して、お茶や甘酒を楽しむ。
そんな、少し優雅なひな祭りを
過ごしているんだろうな、と。
現実の60代

ティータイム
でも現実は…。
全然、落ち着いていません。
友達もそれぞれ、
体の不調や、仕事や家庭のことで忙しそうです。
私は49歳で離婚し、
専業主婦から社会復帰。
その後、長引く体調不良も経験しました。
そして東京から大阪へ移住。
大阪で暮らしているなんて
思いもしませんでした。
縁って不思議ですね。
ましてや60代になって
仕事探しをしているなんて、
想像もしていませんでした。
人生はまだまだバタバタしています。
同じように感じている方も
きっといらっしゃるのではないでしょうか。
今のひな祭り

海鮮ちらし寿司と茶わん蒸し
楽しみにしていた未来とは違うけれど、
私は今も、ひな祭りが大好きです。
少し手は抜きながらも、
ちらし寿司を作ったり、
大好きな桜餅を買ってきたり。
今年は、
海鮮ちらし寿司と茶碗蒸し、
甘酒といちご、
そして桜餅とよもぎ餅。
ちょっと糖質多めですね(笑)。
今の暮らしに向き合う

春はもうすぐ
思い描いた60代とは違って、
家賃を払い、
パートを探す日々。
考えてみると、62歳になった今も
どこか「その日暮らし」のような
独身時代と変わらない暮らしぶりです。
でも、おもいがけず
あの頃のような“自由”を
手に入れました。
先のことを考えると、
不安がないわけではありません。
余裕があるわけでもありません。
それでも、
自分のことは自分で決めて、
自分のペースで過ごす今の暮らしも
悪くないなと思っています。
あと何度
ひな祭りを迎えられるのでしょうか。
20回?
それとも30回?
自由でマイペースな暮らしに感謝して、
これからも季節の小さな幸せを感じながら
暮らしていきたいと思っています。
そんなことを思いながら、
今年も雛人形をそっと片付けました。
動画にも残しました。
時間があるときに楽しんでいただけたら嬉しいです。
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